エムウェイ工法 (裸地専用芝苗植付技術)

エムウェイ工法 (裸地専用芝苗植付技術)

◆エムウェイ工法は、従来の人力による「まき芝」を、専用機械によってムラなく効率的にまき芝をおこなう新しい工法です。
◆従来工法に比べ、施工時の強風等による影響(芝苗のバラツキ)を受けず、均一でムラのない美しい仕上りとなります。
◆芝苗の散布〜覆土・目土を1工程でおこなうため、芝苗のロスや乾燥による枯死等のリスクを大幅に軽減します。

エムウェイ(M-way)工法

早くターフになれば、早く使える。だから植付けにこだわる必要があるのです。

M-way機によるまき芝工法とは

mway_01ゾイシアンのまき芝専用機「エムウェイ」は、機械内部に搭 載された芝苗専用散布ユニットが、芝苗を均一に散布、その後ピッ チの密な多重ディスクによって芝苗を押え、その上から表土を被覆する新開発のまき芝技術です。芝苗の散布からディスクによる押え込み、表土の被覆までを1工程で行うため、きれいに、より速く、しか も低コストでティフトン芝などを造成することが可能になります。

エムウェイの作業工程

mway_flow

特徴

風に影響されない
従来工法では、施工時にかなり風の影響を受けるため、ムラになりやすく、強風時の施工は不可能です。エムウェイ工法では、機械内部の散布機によって芝苗を均一にばらまくため、風の影響を全く受けず、均一に確実に芝苗を植え付けることができます。

仕上がりがきれいで速く、均一
従来工法では、施工時にムラが多い(裸地部が多い)ため、仕上がりもムラになりがちです。エムウェイ工法は、芝苗専用散布機により均一に芝苗を散布し、植え付けるため、仕上がりも格段に美しくなります。

施工時の芝苗のロスが少ない
従来工法では、人力による散布後、迅速に耕運機で芝苗を土に混ぜ込まなければ、乾燥による芝の枯死リスクが非常に高いものとなります。また、耕うんの深さにより、バラつきがあるため、表層にある苗以外はほとんどが無駄となってしまいがちです。エムウェイ工法は、芝苗の散布から抑え込み、表土の被覆までを連続して1工程で行なうために、施工時の芝苗乾燥・枯死リスクはほとんどありません。

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従来まき芝とM-way機によるまき芝工法の違い

従来のまき芝工法では、人力により地表に撒いた芝苗を、浅く耕転して表土と攪拌する方法が行なわれてきました。しかし、表土と芝苗の比重の違いと芝ランナーの反発性等によって浮き上がったり、手撒きによるために乾燥や風に影響されることが多く、これらの方法では、活着の確率が極めて低く、実際に土質によっては施工が不可能な場合もありました。

エムウェイ機によるまき芝工法では、散布機によって均一に散布された芝苗をピッチの密な多重ディスクによって抑えつけ、その上から表土が被覆するというものです。エムウェイ機は、この作業を瞬時に連続する一体化した機構になっているため、乾燥害に強く、長くカットされた芝ランナーも難なく植付けられ、明らかに攪拌方式ではできない良好で均一な仕上がりとなります。また、エムウェイ工法では覆土厚の微調整も可能です。

まき芝とエムウェイ、植付け状態の断面比較

耕うん機の場合、耕うんの深さで芝ランナーが土中深くに入りすぎたり、地表で乾燥したりするロスが多く、苗の無駄が多いために、芝生の出来上がりも遅くなる。

耕うん機の場合、耕うんの深さで芝ランナーが土中深くに入りすぎたり、地表で乾燥したりするロスが多く、苗の無駄が多いために、芝生の出来上がりも遅くなる。

エムウェイ機の場合、表層3〜5cmの一定の深さで芝ランナーが均一に植え付けられるため、植付け後の発根、被覆が非常に早く、苗の無駄も少ない。

エムウェイ機の場合、表層3〜5cmの一定の深さで芝ランナーが均一に植え付けられるため、植付け後の発根、被覆が非常に早く、苗の無駄も少ない。

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